北の国から’05~黙殺

会社帰りのコンビニ。
レイちゃん、自転車のチェーンが外れてた。

出会ったかしら?

いや、レイちゃんではないなぁ。
ルースィー長女と同じ年頃の女の子。

悪戦苦闘してる。
どうやら直せなそう。

困ってる人を見たら助けていこう、いぇーい!

ルースィー、『えー?直せなかったらイヤじゃーん!』って。

いつも思うが、コイツと同じ部隊になったら俺まで戦死だ。

『まかせろ、俺に!下がれ!』(燃える闘魂)

直した。
指、油まみれ。

でもさ、彼女から満面の笑みで『ありがとうございましたー!』をいただいたもん。

『よかったなぁ』
『うん』

…って、おまえは何もしてない。
自分の娘と同じ年頃の子を見殺した。