昔、何かの映画に『花園に足を踏み入れるのに必要なのは花の知識だ』というような台詞があった。ただ見るのと感じるのでは人間の器が違うという事だろう。感じれば自ずと知識はついてくる。せっかく四季のある日本に生まれて、それぞれの景色を感じなければ…

人生、勘違いしたモン勝ち。多少の勘違いは通らぬものも通す。逆に言えば『正直者は馬鹿を見る』という事か…。俺も自惚れて生きたいところだが、根拠のない自信を持つのはなかなか難しい。とはいえ、欲望まっしぐらの奴を格好いいと思えないから、やっぱり今…

前田日明が言ったと記憶しているが『頂点に立つ人間は、たまたまそのｼﾞｬﾝﾙにいるだけで、他の道に進んでいたとしても、やはり頂点に立つ』と。『赤鬼』を見た。下手な言葉で安易に感想を述べられない。同じものを見て何も感じない人間もいた。受け手側にも能…

ﾋｯﾌﾟｱﾀｯｸをかわされて、着地に失敗。足首が腫れて歩けない。勝手に飛んで、勝手に失敗したわけだが、無性に腹が立つ…。ﾚｽﾗｰってこんな状態でも試合をするんだよなぁ。改めて尊敬。そして、こんなﾃﾞﾝｼﾞｬﾗｽな技をｺｰﾅｰ最上段から仕掛ける越中詩郎。あんたやっぱ…

やはりｵﾍﾟﾗｵｰ！馬の持つオーラなのか、競り合ってから確実に抜かさせない強さがある。２着にﾒｲｼｮｳﾄﾞﾄｳが入ってくれたおかけで、どうにか秋のＧ１初勝利()も、４歳馬があの調子では有馬記念に期待を持てないなぁ…。今回は日本馬として応援したけど、やはり独…

ｳｲﾝｸﾞｱﾛｰ…。今ひとつ盛り上がりに欠けるﾀﾞｰﾄのＧ１とはいえ、連覇は凄い。そして明日はいよいよｼﾞｬﾊﾟﾝｶｯﾌﾟ。いつもは強すぎて憎たらしいﾃｲｴﾑｵﾍﾟﾗｵｰだが、日本最強馬としての走りを期待せずにいられない。馬券は外れてもいいから、とにかく日本馬でﾜﾝ、ﾂｰ、ｽﾘ…

最近は家庭の敷居が高いのか知らんが、歪んだ個人主義に走った結果、失くした義理のツケはいつか必ずある。何かの本で『我が子を大事にするあまり、他を犠牲にする者は地獄に堕ちる』というのを読んだ。何も地獄はあの世にあるとは限らない。さて喪中の挨拶…

ＴＶ中継のある地方興行は初観戦。観客もそこそこの入りで、盛り上がって楽しかったけど、やっぱり今の面子じゃ新日は苦しいかな…。興行的に武藤は必要だと改めて思った。とりあえず、本日一番の収穫(？)は真鍋アナとの握手！いい人だ。あんなに小柄な人を大…

剛の詩画集が届いた。俺も我流書道で思いついた時に筆を持ってはみるが、怒りの部分ばかりを書いてしまう傾向にある。感情に嘘はないし、すべてを含めて俺の姿だとも思う。だけど、いつも怒ってばかりいては我が身がもたない…。人間として完成されるのはいつ…

人様に笑われるのは、やっぱり自分が悪い。人と同じ事をして媚びる必要はないが、馬鹿にされて生きるのは人として悲しい。笑う人を恨む前に努力を怠った自分を恥じるのが賢明というものだ。考えようによっちゃ、他人様は自分では気付かない恥を指摘してくれ…

老いは命あるものの宿命。理屈ではわかってるこの摂理に例外はなかった…。近年の姿を見るにつれ、ﾘﾝｸﾞを去る日がそう遠くない事は想像していたが…。今年30歳になる俺が小学生の頃からｽｰﾊﾟｰｽﾀｰ。そして日本で一番有名な外国人ﾚｽﾗｰ、ｽﾀﾝ･ﾊﾝｾﾝは確かに最後まで…

どの馬にもﾁｬﾝｽがありそうな王者不在のマイル決戦。改めてﾀｲｷｼｬﾄﾙの偉大さを実感するこんな時こそ、ずーっと買い続けているﾏｲﾈﾙﾏｯｸｽと勢いのﾀﾞｲﾀｸﾔﾏﾄだ。そんな願いで迎えた15:40。んﾞ…？ｱｸﾞﾈｽﾃﾞｼﾞﾀﾙ…？凄い脚だ…。いや～まいった。しかし、この秋のＧ１は当…

あーっ、もう、面倒臭ェ。ってことで、せっかく伸びはじめた髪を丸坊主に戻した。やっぱり人相悪い…。人違いで撃たれそうだ。こりゃあ女受けしねぇわなぁ…。だけど、『可愛い』と言われて喜ぶような男に成り下がるくらいなら、モテなくて上等だ。どう、伸ち…

己の意思を貫くなら、必ずしもリスクはついてくる。手を汚すのは嫌だが、欲望は満たしたいという発想は自由とは程遠い。責任を放棄した時点で一切の権利を失う。それでも主張すれば人様に笑われるだけ。腹を切るとまでは言わないが、それくらいの覚悟を持っ…

昔、整列の際に基準となる人物は背筋を伸ばし、真っ直ぐ前を向いて立てと教わった。あれから十数年。今の環境で『右へならえ』と言われても背骨の抜けた奴が基準では、ならうべき所もない。大体、指揮をとる奴だって意味もわからず言われるままに笛を吹いて…

平成新日本を引っぱってきた男の人生を振りまわした挙句の解雇か…。プロレス界は同じ歴史を繰り返してる。会社と選手の考え方はどこまでも違うものなのか…。かつて革命戦士と言われ、反体制派の象徴として多くの支持を得た長州力も、老いてあの頃の気持ちを…

米国文化崇拝の発想は俺にはない。戦後の混乱に生きてﾏｯｶｰｻｰに衝撃を受けた世代でもないし、風土や歴史を学ばずに表面だけ受けとって本物面するのは御免。まずは自分の体に流れる血に誇りを持たいものだ。日本語の美しい響きで歌う『あたりまえの男』のLIVE…

世の中はﾌﾟﾛﾚｽ。受けが出来れば流れはｽﾑｰｽﾞな方がいいし、技を拒む理由もない。信頼出来る奴は柔軟に対応できる。見た目が派手で、だけど怪我をさせない程度に勝てれば理想。それが八百長かどうかは観る側の感性に委ねられるが、ｾﾒﾝﾄを仕掛けてくる奴への対…

２年連続で高配当をGETしたﾚｰｽだけに、どうしても獲りたかったんだけど…ﾌｧﾚﾉﾌﾟｼｽかぁ。買ってないけど最後の直線は見ごたえがあったなぁ。桜花賞、秋華賞、そして今日。引退する今になってその強さを知った気がする。だけど、武が乗ったらどの馬も勝ちそうだ…

自分を確立できずに人のＨＮを勝手にパクって掲載する馬鹿がいるらしい。きっと社会に融合できないままその生涯を終えるんだろうなぁ。気の毒な話だ。海外遠征、覆面、顔面ペイント…。変身の方法は数あれど、中身の伴わない奴は一生メインのリングに立つ事な…

研ぎすまされた感性は誰にでもあるものじゃない。多数の共感を得るという事はつまり多数に合わせたレベル。音楽、映画…。誰だって自分の感性が正義だろうが、それが『いいもの』ではなく、『必要なもの』でなくてはならない事に気付いてる人は少ない。剛に会…

猪木と大仁田。この愛すべきｶﾘｽﾏは『毒のようなもの』で自己演出する事に命賭け。それに腹を立てれば立てるほど彼らは光を放つ。場をわきまえない鈍感さは本当に脱帽する。最強ﾍﾟﾃﾝ師決定戦と銘打って対決すりゃあいいのに。そういや俺も『猪木信者』だった…

『考え過ぎだよ』頭のいい人からはあまり聞かない台詞だ。俺みたいな馬鹿は考え過ぎくらいでちょうどいい。答えが出ないにしても、『考えない』と『考えられない』は確実に違うから、馬鹿なりに脳細胞を使っていきたい。そして、互いの為にも身近な人は『考…

最近自分で料理をしていて気付いたのだが、今のご時世、特に手をかけなくてもそこそこの味に仕上がる材料が市販されている。料理人のこだわりが簡単に否定されてしまうのだ。どのジャンルにも言える事だが、消費者に要求されるのは本物を見抜く目。あたりま…

農夫が苗を植える。漁師が網を巻き上げる。人類が長い歳月をかけて築きあげた生活のリズムが唄になる。代々受け継がれた血は、昨日今日の文化に肉体と脳を支配されるほど薄いもんじゃない。古い人間で結構。いつの時代も心が聴こえなければ銭を払う価値なし…

今日は野郎共集めて家でキムチ鍋。しかし男は買物下手だ。主婦って凄ぇ。今は夫婦揃っての買物が『愛のしるし』みたいな風潮があるが、どうなんだ？何ボ時代が変わっても、やっぱり男と女は損得抜きでその役割を貫抜く事が大事な気がするけど…。田島陽子が聞…

某有名女優の息子のｽｷｬﾝﾀﾞﾙにﾜｲﾄﾞｼｮｰは『要因は親子関係の希薄さにある』とか真抜けた事ぬかしてる。その反動で甘やかすから物欲だけの人間に成り下がるんだろ。要はﾊﾞﾗﾝｽの問題。運動会でﾋﾞﾃﾞｵｶﾒﾗ片手に我が子を追いまわすのもいいけど、もっと大事なﾓﾝがあ…

体裁上、あるいは保身の為に建前三昧で存在を誇示するしか脳がない指揮官気取り。 さらにはそれを額面通り受け取り崇拝することで意義を確認する木っ端。 企業がそんな人間を造るのか、そんな人間が企業を選ぶのか知らないが、いずれにしても面白い人材の宝…

流行好きの奴って、ﾌﾞｰﾑが去れば、それまでの自分を否定するかのように次のﾌﾞｰﾑに乗る。世間に自分を形成してもらってどうする？と思うが、彼らは逆にソレを誇る。信用できる人種じゃねぇな。『俺は俺だ！』って声を大にするほど偉かないけど、自分を否定せ…

少年法を改正しても犯罪防止に効果は無い？バカ言え。いつの時代だって事件は起こる。問題は国家が個人に代わっていかに仇を討つかだろ。己の少年時代を振り返りゃ、善悪の区別くらいついてたはずだ。これだけはハッキリ言える。快楽や欲望で犯罪を犯す畜生…