休憩室。
結構な人数で雑談してる。
少し離れた場所にニセオヤジ。(年齢&役職不詳)
俺はまぁ、話すこともないのでケータイをイジってた。
離れた場所からニセオヤジが会話に入り込んでる。
下を向いたまま聞いてた。
くだらない。
実にくだらない。
“それなり"の入り方をしやがった。
コンパじゃあるまいし。
でも、みんなはそれを受け入れてる。
浅い会話が充満。
大嫌いな空気。
顔を上げてみた。
いつ入れ違ったのか知らないが、そこにいたのはさっきまで座ってたはずのニセオヤジではなく、部長だった。
くだらないって思ったはずなのに、そうでもないって思った。
社会で生きてるなぁ、俺。