『救命講習を受けてこい』だったので、行ってきた。
会場には21人の受講者がいるが、ウチの会社からは俺一人だけ。
実技は、7人ずつ、3グループに分かれての講習。
どうせ全員やらされるので、『では、私がやります』と、一番手を名乗り出た。
倒れてる人(人形)の呼吸の有無を『見て・聴いて・感じて』と、声に出して確認してから動作に入る。
俺、何の疑いもなく、『見て・聴いて・触って』って言っちゃってさ。
言ってすぐに気付いて、『“触って"じゃないですわね、アハハ』と笑ってみたけど、一気にHな空気を作っちゃったじゃん。
ところで、グループ分けされた7人のうち、1人は実技で、その人は救急車を呼ぶ係とAEDを探してくる係をそれぞれ1人ずつ指名するんだけど。
俺、一度も指名されなかったんだよね。
立ち位置的にも、意識して避けなきゃ避けられない確率なんだけど。
俺、人助けに向いてない風貌だと判断されてる感じは何となく理解した。