今のところ『ようちえん、たのしい!』と言ってる小梅だが、どうも親たちが『あの子は意地悪だ』と感じてる子はやっぱり意地悪なようで。
最近は小梅が家に帰ってきてから、その子にされたことを報告することが増えてきた。
遊んでるオモチャを取り上げられたりするようなのだが、小梅もアレなところがあるので強くは言えなかったり。
ただ、楽しいはずの幼稚園から帰ってきて、『けんかしちゃった…』と言う小梅が何とも寂しげでさ。
ほかの子のことは『○○くんはわらってた』『○○くんもわらってた』と言ってたのに、アイータがその子のことを聞いたら『ぼくだけのけものに…』と言ったそうだ。
それは聞き捨てならんぞ。
小梅がイジメられるようなことがあったら、父ちゃんは正気じゃいられんわ。
と思ったら、ある絵本の中の台詞だったらしく、小梅が急に寸劇を始めただけのこと。
そうだった。
小梅は小さい頃から突然『うぇ~ん!』って泣き出すから、『どうした!?』ってなると、絵本の中の泣いてる子の真似をしているだけとかが多かった。
しかし、アレだよね。
感情表現が豊かになってきたという成長分とSOSの境界線ってわからないよね。
っていうか、この絵のブタちゃん、小梅にちょっと似てるし。