幼稚園のおかあさん方から『旦那さん、マメだね』と言われると、アイータ。
『マメだね』は若い頃からいつも付いてまわる俺の評価。
そして、『マメだね』を誉め言葉だと感じたことが一度もない。
たとえば、カセットテープのレーベルに曲のタイトルを書いただけでも『マメだね』だし、アルバムに写真を順番通りに貼っただけでも『マメだね』。
普通じゃないか。
こんなことすら感心するほど適当だなんて気持ち悪くないのか?
幼稚園のおかあさん方は俺がいつも小梅の送迎をしているからそう言うのだろう。
ヨソのおとうさんの中にも交替勤務の人はいると聞くが、逆にどうして休みの日ぐらい迎えに来ないのだ?
なるべく自分の子供と触れたくないのか?
ヨソのおかあさんを見たくないのか?
藤波!前田!今しかないぞ、俺たちがやるのは!
結果、不本意ながらアレ専な感じになってしまうし、いちばんのDQNを探すコーナーになってしまったりするのだけど。