ウォーキングに行く前には必ず雨雲の動きを確認するんですけどね。
今回だってちゃんと見た。
日本列島に雨雲はあるけど、まぁ、まだ遠い。
『なぁ、“遠い”ってのはどういう基準なんだい?』と自己問答してみる。
だって、ビックリするほどのじゃじゃ降り。
もう、どうにもなんねー。
歩いてるとさ、最初のポツンポツンというところから徐々に本格化してくる過程を体感するんだ。
そして、『まぁ、このぐらいなら大丈夫だろう』からどうにもなんねーところになるまで意外と早いんだよ。
でも、歩いて帰るしかない。
この環境を楽しむいちばんの方法を考えた結果、“ウォータームーン”のポスターの顔で歩き続けるということに落ち着いたので、脳内で“しょっぱい三日月の夜”を再生しながら歩いたさ。
で、家に帰ったら、そんなことを伝えようとしてもアイータはグースカピーだろ?
翌日には学生服みたいなニオイになったジャージを『臭い!』と避けられるだけで、しかめっ面したしょっぱい三日月の夜。