レオ

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買い物に行った先で仔犬の貰い手を探しているとか何とかで、犬を飼いたくてウズウズしているウチの母親にとっては、あとは誰かが背中を押してくれるの待ちのような状況。

これまで前に飼っていた犬への義理などを口にしていたが、そこは自分が着地させたいように理由付けることなんて簡単。

 

俺たちも漠然とだけど、犬は飼いたい。

小梅に犬のいる生活を与えて、一緒に成長させたくもある。

 

だけど、俺たちがいちばん懸念しているのは、飼うのが誰であっても決定権はウチの親が持ち、持論を繰り広げて人の言うことを聞かないという展開になることなんだ。

自分で飼うと決めた犬なのに、自分の犬にならない想像が容易くて躊躇する。

 

今回の件はウチの親が言い出した話なので、『それでもまぁ、いいか』と思えてきた矢先、アイータが俺が『飼いたきゃ飼えと言っていた』とフライングで伝える。

『飼え』なんて一言も言っていないのに。

 

すると、『ちゃんと世話は出来るのか?』『予防接種代とかは払えるのか?』と聞かれたらしい。

 

えぇ???

 

『背中を押してくれ』の人の背中を押したら、こっちに責任が来るの?

 

じゃあいらねー。