ガソリンを給油しに行ったら入れ替わりでじいさんが出て行こうとした。

見た目に違和感があったけど、それは給油口が開いたままになっているからだということはすぐにわかった。
まぁ、こんなじいさん、ちょいちょい見るよね。

だけど、それでも拭えない更なる違和感。

凝視してみたらキャップが付いていないことが判明した。

じいさん、それはダメだろうと思い、慌てて車を停止させるようジェスチャー
じいさん、『うんうん』とやっているが、何が『うんうん』なのか絶対にわかっていない。

そうこうしているうちにスタンドの店員がキャップを手に走ってきた。

無事に装着して走り出したけど、加齢ってこういうことだよな。

いつか往く道。