孤独のグルメ(リアル)

今日の気分は町中華だ。
なんちゅうか、中華だ。
ちゃんと事前に調べておいた。
とにかく餃子は譲れない。

おー、かなりの人気店らしく、駐車場もいっぱいだ。
何?店の前まで行列?
ここまでの人気店なのか。
これは一生の不覚。
こうなったら別の店だ。
ここは入れそうだ、よしよし。

『あ、餃子を』

いや、しかし、待てよ。
ここはラーメン屋だ。
そりゃ、ラーメンも食べたくなる。
ん?あの人はチャーハンか。
それも美味そうだけど、ここは餃子とラーメンで初志貫徹。

それにしてもボリューム満点だ。
それでも、スープまで飲み干したくなるこのピリッとくる辛さがたまらない。
気付けば丼の中は空だ。

『ごちそうさまでした』