君ガイタ夏ハ遠イ夢ノ中

地元の花火大会。

この花火大会は小さい頃の記憶なんかが思い出されて、何か寂しい気持ちになるのは今も変わらないんだよな。

夏の思い出って、どこか寂しい気がするのは何故なんでしょうね。
父親がいて、母親がいて、弟がいたあの頃がすっかり遠くなった。

俺もいつか父親というものになるのかな…。
今は寂しく映るこの花火を違う気持ちで見る日が来るのかな…。

遠い余所の街で見るそれとは違う、生まれた時からずっと身近にあった花火大会。

今年も例年通り、部屋から一人で見てる。