赤い彗星

何年か振りの床屋だったから、今日も書かせて。
おぅ、いいよ。
ありがとう。

床屋の料金ってこんなにするんだっけ?
忘れてた。
パッキーカードより高いじゃん。
こりゃ、シルゾーも自分の意志では行けんわ。

なんてことを思いながら帰りに寄ったコンビニで同期の奴に会った。
10年以上振りかなぁ?

そんなに久しぶりだったら、俺がついさっきイメージチェンジをしたことなんて知る由もないわね。
でも、妙に意識しちゃった俺がセレクトした挨拶は『太った?』だった。

太った奴に『太った?』って言われて、どうだったのかしら?

っつうか、床屋のオヤジ、マッサージ機を頸動脈にあてやがってさ。
意識が遠くなったよ。

んで、気が付いたら自転車の旅。

は?