夜になると中学生が集まって練習してるお囃子が聴こえたり。
ウチの親が姪っ子の浴衣を縫ってたり。
地元神社の祭りが近いと思ってたら、先週終わったらしい。
この中学生が練習してるのを聴いてて違和感を感じたのは、女のコの元気な掛け声。
学芸会チックというか、林間学校チックというか、何とも健全な感じに仕上がってるのだ。
どうやら、男だけでやってた俺たちの時代とはずいぶん様変わりしたようだ。
このお囃子が聴こえる夜の道を犬の散歩がてらに歩く。
夏の記憶って、何だか遠い気がして寂しく感じるんだよな。
冷房ガンガンの部屋に風鈴を吊り下げても鳴らない。
祭りに参加しろと言われたら『面倒くさいからイヤだ』と言う。
それでも待ってる夏休み。