“地震対応訓練"だって。
アナウンスに従い、予め決められていた場所に避難。
兄さん、『どうせ訓練なんだから「震度7で超大変」とか言っちゃいなよ』というみんなの期待を裏切って普通にアナウンス。
で、避難が始まったわけだが、全員が靴に履き替えるもんだから玄関は大混雑。
こりゃ、逃げ遅れでアウトだわ。
みんなが揃ったところで、人員確認。
その頃、ちんたらと玄関から出てきたシルゾー。
あらあら。
前に出れなくて最後尾ですか。
あるいは、人生を投げた。
『全員無事です』なんて報告した頃、今度はジイちゃんが玄関から出てきた。
うん、この人は確実に投げたと思われる。
訓練とはいえ、そういう潜在意識は出ちゃうんでしょうねぇ。
だけども、『確実に百歳まで生きちゃう』と言われてるタイプの二人。
投げたがってるのに長寿だなんて、神様も罪なことをなさる。