だから、“クイズ!年の差なんて"でいうところの、ヤングチームからの出題は一過性で、そのうち誰も覚えていないようなレベルのものじゃん。
反対にアダルトチームからの出題は確実に歴史や文化を彩ったものだよ。
だからって、『おニャン子クラブの“会員番号の唄"が歴史上、重要か?』って言われても困るけどさ。
とにかく、アンテナの性能とジェネレーションギャップを一緒にするんじゃないよ。
じゃあ、『大阪万博や東京オリンピックを知らないのか?』って話。
先月亡くなった井沢八郎って人はよく知らないけど、“ああ上野駅"は知ってる。
俺たちは集団就職の世代でもないし、東京が遥か遠い花の都ってわけでないけど、夜行列車に揺られて故郷をあとにした人たちの気持ちを察することはできる。
そんな人たちは、今でも上野駅を見ると思うところあるんだろうよ。
こういうのは、世代云々じゃないんだけどねぇ。
たまたま、ウチの親が学校を出て東京へ就職した時の話を聞いたけど、やはり“ああ上野駅"を聴くと涙が出るそうだ。
そうそう、唄って、そういう力があるものなんだよ。
なぁ、剛…