おたまじゃくしはカエルの子

“しあわせ太り"で片付けられがちだけど違います。

明らかに、食っちゃ寝因です。

『それは、しあわせなことでは?』と聞かれれば、確かにそうではありますが、よく言うところの“しあわせ太り"ではありません。

『じゃあ、しあわせじゃないの?』と聞かれても、『それは話のツボが違う』としか言いようがなく。

写真の中の幼い俺は『残念な子』だそうだ。

おい、何だ?

ウチの親に対する挑発か?

まぁ、残念っちゃ残念なんだろうが、それはつまり、今に始まったこっちゃないということの証明。

“ていたらく"なのではなく、それこそが俺なのだ。

遺伝子は輪廻するよ。

残念な遺伝子が受け継がれるよ。

アンタ、しあわせでよかったねぇ。