AIRMAIL

結婚式の進行をしてくれた司会の方から便りが届いた。

結婚式以降、二度目。

嬉しいねぇ。

これまで、何組もの結婚式を担当しただろうし、そこで出会った夫婦たちとどのような“その後のスタンス"なのかは知らないが、何となく、俺たちは“特別枠"のような気がしてる。

彼女自身の恋の行方と、俺たちを重ねて見てるようでもあり、こちらとしても応援したくなるタイプの人。

ただ、何となく…

何となく…

俺たちの気取らないスタイルや、アットホームさに胸を打たれた感じでいるような気がするんです。

俺たちは、そんな部分を核にしたつもりはなく、たまたまヴィジュアルとか金銭的問題とかで選択幅が狭まっただけであり。