担当医師に『ここまで重症なのは記憶にない』と告げられ、先週の土曜日に入院をする。
はじめは『二週間ほど安静に』ということだったが、今日まで一向に良くなる気配がない。
ネットでいろいろと調べてみたけど、かなり危険な状態のようだ。
やはり、『このままでは命が危ない』と言われ、救急車で別の大きい病院に搬送される。
受け入れ先の病院に到着すると、緊迫した空気の中、ここでも『とにかく危険な状態だ』ということを言われ、緊急手術に入る。
だいぶ待った気がするが、実際は二時間ぐらいだろう。
まだしばらくは気が抜けないが、ひとまずは無事とのこと。
俺は今日の14時38分、予定より二ヶ月も早く帝王切開で産まれた1554gの小さな男の子の父親になった。
今、眠っている妻がたまらなく愛しい。