とある活動をするためのコンサルタントを呼んでいるから会議室に集まれと。
この活動、個々のスキルアップが狙いらしいが、始まって数分も経たないうちにコンサルタントの話は利益にならないことに参加者全員が気付くという不思議な空気のまま展開。
言いたいことはわかるが、そんなものはマトモな企業のマトモな人間なら、とっくの昔に脳内活動をしてる。
それを『おまえら、目から鱗が落ちただろう』という“してやったり顔"で語るから気に入らない。
いちばん気に入らないのは、能力の低い者を引き上げると同時に、足並みを揃えるという考え方。
『世の中、利口がいるから馬鹿がいる』とかいう、馬鹿特有のワケのわからない理屈にも聞こえる。
利口ばかりの世の中なら、全員が利口というだけのことだし、馬鹿ばかりなら、全員が馬鹿だろう。
それとこれでは平均値が違う。
馬鹿は利口にはなれないという大前提が抜けてる。
そろそろイラついてきたので、『これは、ゆとり教育の発想と同じじゃないの?』と聞いてみた。
実に無駄な時間を過ごした。