小梅が泣いてるので、急遽、俺は島田紳助。
『スタッフね、一生懸命探しましたよ』
『オギャ~!』
『そして今日ね、お母さんが会いにきてくれましたよ』
アイータは襖の向こうでスタンバイ。
『お母さん、どうぞ、お入りください』
チャララララ~ララララララ~♪
『お母さんね、あなたが憎くて置いてったわけじゃないんですよ』
『ごめんね…ごめんね…』
『オギャ~!』
『お母さんね、旦那さんの暴力に耐えられなくて、それであなたをお婆ちゃんにあずけてね』
『ごめんね…ごめんね…』
『オギャ~!』
小梅にはまだ寸劇は早い。