今まではアイータの里帰り中は実家で寝泊りしてたんだけど、母親は弁当を作るのがイヤだという理由で帰ってきてほしくないと言っていたとの情報有り。
何だ、おい。
アイータには『寝てりゃいいべよ』だの、『食っちゃえよ』だのと甘い言葉を投げかけるくせに。
アイータ里帰りに合わせて食材を使い切ったのに、そんなわけで、結局は買いに行く羽目に。
スーパーに行くと、中学の同級生が話しかけてきた。
中学の頃は話したことないのに、やたらとよく会い、やたらと話しかけられる。
もともと、よからぬ噂を耳にするが、デンジャラスさ加減がさらに増したようだ。
『ウヒャヒャヒャ…』と笑う彼が薬物に冒されてる噂は本当かもしれないという恐怖を感じた。
夜、夢にまで出てきたほどに。
アメ横の黒人といい、彼といい、俺は何を呼んでるんだ?