僕のギターにはいつもヘビーゲージ

f:id:meihowa:20200520165203j:plain

はじめて買ったギター“ZO-3”を人に貸したまま返ってこずに16年。

そんなことすら頭から消え去っていたが、先日、野郎から電話があった。

 

何でも、俺のモノらしきZO-3が中古品を扱う店で¥3000で売られているのを見かけたという。

 

はぁ?

 

それはちょっと腹が立つし、買い戻したい気持ちもある。

っていうか、これって犯罪じゃねぇの?

 

実際に売られているのを確認しに行く。

 

あぁ、こりゃ、間違いなく俺のだよ。

剛のステッカーが何よりの証拠だ。

 

手に取ってみると、裏の“フタ”は外れ、中の基盤がぶら下がり、配線も切れてる。

¥3000とはいえ、バカバカしくなって、写真だけ撮って買わずに帰ってきた。

 

本来は“借りた側”は最大限の気を使わなくてはいけないはずなんだけどな。

『返せ』と言う方が悪いというか、器が小さく見えるような風潮があるよ。

 

まぁ、人にモノを貸すもんじゃないね。

『人に貸したことでいい勉強になった』とかいう勉強はいらんわ。