去年、友人夫婦に第二子が生まれた。
家なんて超近所なのにタイミングを逃していて年をまたいでしまったが、昨日になってやっと出産祝いを渡せた。
彼は県では結構、名の通った柔道家。
しかし、奥さんが言っていたが、自分の子供には柔道はやらせたくないんだとか。
理由は『痛そうで可哀相』と。
何とも、もったいないDNA。
俺が柔道に身を置いていた空間はほかでは味わえない宝なんだよね。
今、会社でこんなワケのわからない連中と接してる分、余計に。
その宝を我が子にも持たせてあげたいから、俺はやらせたい。
もっとも、そう思ってたのは小梅が生まれる前で、今、こうして小梅を見ていると、可哀相というのもわかる気がする。
柔道ってさ、やっぱりキツイよ。
そのわりに輝く機会はほかの運動部に比べて少ないし。
モテないし。
(多分)