名古屋からの帰路、高速道路を走行中にアイータの祖母の訃報を聞いた。
俺は一度しか会ったことがないが、だいぶ弱っていて、今日かもしれないし、明日かもしれないという状況が続いていたようで、今回が最後かもしれないと、アイータと小梅は里帰り中に会ってきた。
変な話だが、こういう時は様子を伺って無事を確認し、ひとまず帰った矢先に…というのをよく聞くなんて話していたら、本当にその通りに。
とりあえず、名古屋をあとにしてしまったので、まずは一旦帰ろうと。
そこからはアイータが電話でやりとり。
いろんな事情をふまえ、葬儀は見送らせていただく選択をするも、やはり引っ掛かる。
関係者の方は、どうか察していただきたい。
それにしても、近代史の教科書に載っているようなことはだいたい体験しているであろうほどの大往生だった。
合掌。