昨晩眠れずに失望と戦った 君が悲しく見える 街が悲しいから
昨晩一晩中 欲望と戦った 君を包むもの全てが僕を壊すから
すり変ってゆく 現実とのはざまに描いた夢が愛を傷つける
暮らしはただ街明りに照らされ
何を信じるの どこへ向かうの 僕の手も握らずに 消えるのは何故
誰も手をさしのべず 何かにおびえるなら 自由 平和 そして愛を何で示すのか
だから一晩中 絶望と戦った 僕はただ清らかな愛を信じている
目をつぶってみる 涙がほら乾くまでの間に忘れられるさ
破れた約束の前で人はいつも偽りつづける
だけど君をもう欲望の果てにただ奪われたくはない
君を守りたい 悲しみこぼれぬよう あわれみが今希望の内に生まれるよう
もし君が暗闇に光を求めるなら ごらん僕を太陽の破片が頬をつたう
昨晩 眠れずに…
昨晩 眠れずに…