風呂場の照明が切れかけて、チカッとした。
小梅、それを見て大号泣。
制止を振り払い、風呂場から逃走。
それが昨夜の話。
なので、今夜は電球を換えた。
小梅、恐る恐る風呂場を覗き、電球を確認して笑顔に。
直後、今度はタイルを見て大号泣。
水たまりの“揺れ”がチカチカに見えたようだ。
『チカチカしてないから、よく見てみな』と言っても、もうダメ。
トラウマになられても困るが、半ば強引に風呂に入れるが、その間、ずっと目を覆ってる。
その叫び声は外にも響き、虐待で通報されそうなほど。
ちょうどその時にウチの親が来て、やはり何事かと思ったと。
小梅に『ばあちゃん来たよ』と言うと、泣いてた手前、その姿勢こそ崩さないものの、ニヤッてした。
いつだったか、姪っ子がまだ小さかった頃、泣いている自分が途中で可笑しくなってしまってニヤケたのがバレた時と一緒だ。
電球好きなくせに、どうしてチカった電球がイヤなのかは知らないが(電球好きだからこそ?)、とりあえず、“面白いかどうか”で生きてる血統のようで何より。