1999

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飼っていた犬が死んで5ヶ月以上経つが、今も夜中に玄関を開けると、やっぱりそこにいるような気がするんだ。

それでも、失った悲しみから立ち直れないわけじゃないのは、しっちゃかめっちゃかな小梅の存在が大きいし、何よりも天寿をまっとうして逝ったからだと思う。

 

時間の経過というのは記憶を上書きしていくようなもので、より新しい記憶の方に意識が向く。

中学の頃、『絶対に同窓会をやろうぜ』と言ってても、思い入れがあるのは10対0で高校時代の空気だったりするようにね。

 

今も時々、その犬の名前を口にしたりするけど、“犬”といったら今年のGWに死んだあの犬ではあるんだけど。

今日はその彼女よりも前に飼っていた犬の命日なんだわ。

 

あの時は別れが突然だったこともあって、ずいぶん立ち直れなかったなぁ。

そんな気持ちも日常のドタバタで遠い記憶になったけど、それぞれが代替の利かない大切な存在ということ。