一年に一度の大仕事の反省会をするって。
毎年、反省するようなことを何にもしていない連中が集まって反省会をやるという暇つぶし。
“無”からイメージだけで反省出来るとか、オマエら天才か?
あ、“無”からじゃないね。
誰かが発した何かに反応してるだけで。
いずれにしても、ろくでもない。
なので、ぶっちぎった。
反省することがあったとしても、コイツらと一緒に反省することはひとつもねぇもん。
というわけで、さっさと帰る。
同時刻、どしゃ降りだったので、アイータはウチの親の車に乗り、学校終わりの小梅を迎えに行ったそう。
ところが、小梅は歩いて帰ると言い張り、傘が役に立たない状況下で歩いて帰る羽目になったらしい。
アイータは怒ってたけど、これは“面白いかどうか”の“面白い”に分類されると思うの。