名古屋じいちゃんはもう歳だから、生き死にの話はしちゃダメだよと、アイータが小梅を諭したそう。
すると小梅は目に涙を溜めたあとに号泣したとか。
アイータは『こんなに小さくても“死”というものを理解してるんだね』と感心したそうだ。
続けて、小梅はこう言ったそうだ。
なごやじいちゃんがしんじゃって、ばあちゃんがかいものにいっちゃったら、おかあさんだけになっちゃうよー!
おかあさんのりょうりはまずいのに!ふぇ~ん!
小梅はいつも藤谷美和子級に数手先まで進めた上で言葉を発する傾向にあるけど、こんなところまで。
アイータは女らしく、あるいは母の子らしく、『なーにぃー?』と怒ったそうだが、こんなに面白いのに、怒るところはひとつもあるまい。
ちなみに、じいさんが死んだ当時一年生だった甥っ子は火葬されて骨になったじいさんを見て、『あれ?大じいがいなくなっちゃった』とイリュージョンの世界にいざなわれてたけどね。