6歳のクリスマス

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そういえば、ケーキを買いに行ってない一日を過ごして不安になったのか、『ケーキはないの?』と小梅が心配そうに聞いてきた。

 

『玄関を見てきて』と言うと走って行き、『うわぁ、あったー!』と喜ぶ。

 

このケーキ、冷凍してあるものを自然解凍させる代物だったからか、イチゴじゃなくてイチゴジャムだったんだ。

 

妖怪ウォッチなんかどうでもよく、美味しいケーキが食べたい小梅ちゃん、ガッカリ。

 

そして迎えた朝。

ちゃんとサンタさんが来てた。

さっそく開封すると、中から出てきたのは図鑑。

 

しばらく固まったあと、『ねがいどおりにいかなかった…』と肩を落とす。

 

小梅はDSのソフトが欲しかったようだけど、『この前“妖怪ウォッチ~真打”を買ったばかりだから、違うのをお願いしな』と言っていた。

だけど、頭の中は【違うの=別のDSソフト】になっていたようで、小梅ちゃん、昨夜のケーキに続いてまたしてもガッカリ。

 

2014年、ガッカリクリスマス。