こう見えて、ウォーキング中に富士山LIVEを聴いている。
う~ん、どのチャプターで再生してもシャーシャー言ってるなぁ。
18歳の俺は“LIVE ′89”のCDを聴いた時に、何故にこのLIVEに行かなかったのかと強く後悔したものだ。
だから、そこから手元にチケットがないという状態がない生活になって、LIVEに行き続けたんだ。
あの頃は働く理由はチケットを買い、LIVEに行くための手段だと言っていた。
しかし、『シャーシャー』だ。
正直、行かなかったことを後悔しない。
その時々で聴いた世界観とは程遠いアレンジも、まだ慣れない。
きっと、あの日、富士山に朝日が昇ったのを見た観衆とは感じ方も違うだろう。
ただ、少なくとも俺が今18歳だとして、これを聴いても感情が大きくうねる気はしない。
長渕剛の言う“10代”のツボは、きっと“これ”じゃない。
むしろ、昔から聴いてる人の“貯金”だろう。
だけど、こう見えて、ウォーキング中に富士山LIVEを聴いている。