恋の予感

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何の脈絡もなく、突然、掃除のおばちゃんから缶コーヒープレゼンチュフォーミー。

“あったから”ではなく、わざわざ買ってくれた。

 

恋の予感がただ駆け抜けるだけ?

 

ちょっと考えてみたんだ。

 

おばちゃんって、物をあげたり貰ったりして会話を広げていくじゃん?

 

ウチの部署って、『挨拶をしましょう』『挨拶が返ってこなくても挨拶をしましょう』と挨拶をしないカスが真顔で言ったりするくらいのところだから、おばちゃんはただ掃除をするだけの人なんだわね。

そんな中で、喋るのが数人しかいないもんだから、喋る枠の俺にくれたんじゃないかと。

 

そういえば、前のおばちゃんも『この部署は挨拶しても返ってこないから気分が悪い』って言ってたもの。

 

うん、マトモな感覚の持ち主なら、気分が悪いと思って当然なんだ。

コミュニケーションの重要性を謳って、【=面談】とかになっちゃうバカしかいないからね。

 

おばちゃん、ありがとう。