いつかの少年

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朝、アイータと一緒に散歩。

 

幼少期に住んでいたあたりを歩き、さらに、車では通れない当時の通学路を歩く。

いつも間にか小学生の子供がいる環境になったけど、俺の“いつかの少年”はここを毎日歩いていたんだ。

 

まさか、名古屋人を嫁にもらうなんて思いもしなかったけど、名古屋人のアイータにしてみりゃ、自分がこんなところを歩いていることの方が思いもしなかっただろう。

 

しかし、アレだね。

昔はこんな狭いエリアで街が機能してたんだね。

今は人間の行動範囲が広くなって、この狭いエリアにあったあの店もこの店もなくなっていて、何だか寂しいけど。

 

そんなことを思いながら、寄り道朝マック

さっきまで『あの店もこの店も』なんて思っていたのに、一般によくある店のよくあるジャンクフードを食らう。

そもそも、ウォーキングの意味がない。