朝起きたら、そこが出発点という車中泊の利点。
始発のトロリーバスに乗ろうと駅舎内に入るが、すでに混み混み。
でも、まわりの人の話を聞いていると、今日は平日なので空いている方らしい。
そういえば、みんな中国人。
みんな、スキーウェアみたいな完全防寒着だけど、ボクちゃん、半袖Tシャツ一枚。
『雪山を舐めるな』とか言われるタイプ。
標高が上がっても晴天で暑く、『今日はTシャツで良かったなぁ』と言ってる者もあり、ボクちゃんが正解。
雪の大谷、いいわぁ。
やっぱり中国人だらけでうるさいけど、景色は素晴らしい。
しばし散策。
俺は雷鳥が見たいんだ。
目を凝らしていたら、遠くにヒョコヒョコと現れた鳥。
雷鳥じゃね?雷鳥じゃね?とあたふたしているのに、まわりの人は気付いていない。
俺のコンパクトデジカメではよく写らないが、一人だけ望遠カメラで撮影していたおっちゃんに『あれ、雷鳥ですか?』と聞いたら『そうだ』と言う。
おぉ、雷鳥見たよ、俺。
ここ、気に入った。
一度訪問した場所にもう一度行きたいとあんまり思わない派だが、ここはまた来たい。