会社に受けろと言われた講習に出席。
この手のヤツ、講習内容が変わっても講師はいつも一緒で、つまりは天下った爺さん。
俺の記憶にいる爺さんならば、話が脱線して、脱線した方が広がってしまい、しかもまったく面白くなくダラダラ進み、本題に触れずに終わるはず。
数日前に別の講習を受けたシルゾーに講師はその爺さんだったかどうかを聞いたら、『脱線はしてたけど、そんなには…』という話だった。
俺も名前を間違えて覚えていたのでマルっと伝わらなかったが、特徴だけでイケるはずの考察が違うというのだから違ったのだろう。
いずれにしても、とっても不安を抱えたまま講習会場に行くと、やっぱりあの爺さん。
というわけで、ものすごーーーーく退屈な時間を過ごしたわけです。
後々聞けば、シルゾーが受けた講習もこの爺さん。
この爺さんの話をストレスなくスルー出来ちゃうって、便利な脳ミソをお持ちですね。
シルゾーは『仕事サボれるからいいやくらいに思っていた』と言ってるけど、そもそもそんなにたいした仕事を普段からしていないだろう。
おまえも俺もみんなも。
あるのはパフォーマンスだけだ。