小梅ちゃん、学校の持久走大会。
親の遺伝のせいで走るのがとっても苦手だけど、別に順位なんてどうでもいい。
父ちゃんだって『体育だ、わーい!』『運動会だ、わーい!』という同級生の言うことがまったくわからない小学生だったし。
っていうか、雨。
決行するって。
順位なんてどうでもいいけど、機嫌を損ねて騒ぐのだけはやめてくれ。
終わってみれば、今年もビリ。
だけど、一年生の時みたいに泣き喚くこともないし、走ってる最中に小ネタを挟むこともなく、普通に終わる。
何だろう、こういうのを望んでいたはずなのに、何だか物足りない。