渚の『・・・・・。』

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『お久しぶりです』

『あ、どーも』

『・・・・・。』

『・・・・・。』

 

久々に会った奴との再会の時間が苦手だ。

 

それがたとえ、中学の頃に毎日一緒に学校に行っていた奴だとしても同じ。

だから、同窓会とかも別にやりたくないし。

高校の柔道部の先輩たちだけだね、それがないのは。

 

なのに、会社で転勤になった奴がたまたま顔を出した状態とか、『・・・・・。』に決まってる。

 

考えてみりゃ、“コンパ用の会話”というのを出来ないまま歩んできて、気付いたらおっさんだわ、俺。

 

“今”を生きてるってことでいいんじゃね?