姪っ子の高校入学に際して、保証人になったボクちゃん。
アイータと付き合いはじめた年に生まれた子が高校生になるのだから、“親戚のおじさん”は保証人にもなる。
姪っ子は小さい頃から俺のことを『おっちゃん』と呼ぶが、本当におっちゃんだわ、こりゃ。
そういえば、俺が高校に入る時も伯父に保証人になってもらった気がする。
けど、ちょっと待て。
あの時の伯父よりも、今の俺の方が年上なんじゃないか？
わりと最近まで高校生だった気がするけど、あの頃は昭和。
俺って、チョー中年なんじゃん。
結婚式で挨拶するのもそんなに遠くないんじゃないか？
あの時の伯父とか、それなりに見えてたおっさんとか、こんなにふざけてたの？
