小梅ちゃん、終業式。
幼稚園の頃をあきらめきれていないのに、六年生の一学期が終わったとか、意味がわからない。
その終業式には関係なく、ボクちゃん、半日年休を使いたいという理由で昼から帰る。
幼稚園の頃だったら遊びに行こうとかになるけど、六年生となるとただ早く帰ってきてうるさいだけなので半日年休を使ってもしょうがないという思いより、ただ帰りたいという思いが勝った。
半日年休を使う日は昼メシをどうしてやろうかで悩む。
あそこの唐揚げ定食かな?
それとも、あそこの喫茶店でまったりかな?
そんな話をシルゾーにしてみたら、『あそこのラーメン屋は?』と言う。
流れ的に『おまえ、あそこじゃしょうがねぇだろうよ』を言えや。
『あ、それもいいな』と思わせてどうするんだよ?
というわけで、完全にシルゾーのせいでラーメン屋になった。