若い頃は怖がらせることなんて一切していないのに『怖い』と言われたボクちゃんだけど、今は自分を客観視してもただのおじさんなわけ。
『昔は怖かった』とかの冠も付かないただのおじさん。
そんなこんなで、いつからか年齢高めの人から話しかけられることが増えた。
今日だっておじいちゃんに話しかけられて、地元の者じゃないけど旅行でこっちへ来たら妻が旅館で転倒して大腿骨骨折で入院したと聞いたばっかり。
その入院先を指して『大きい病院だね』と言うから、『競走馬を持ってるからね』と教えてやった。
ちょっとズレたけど、つまりは老夫婦のお出かけ。
定年したらあんなことやこんなことをしたいと思っていたのに、身体の自由が利かなくて、こうして入院とかになってしまうわけですよ。
そういえば、『定年後は道の駅を制覇する』と意気込んでたマサさんも定年したらしたで行く気がしないと言ってたわ。
だから、在職中は仕事主体になってはいけないし、60歳できっちり辞めなきゃいけないのだと改めて。
