家のフローリングを張り替える。
仕切ったのはウチの親だが、俺らの意見は反映されていない。
っていうか、別に相談もされていない。
まぁ、俺が建てた家ではないので『ご自由に』だが、将来の俺たちのためだという空気感は出してくる。
そして、マダガスカル同様、正解はすべて自分の主観で決める性格上、新しくなったことで新しいルールも制定される予感。
俺の言うことは一切聞かないが、業者とかの言うことは間違っていても全面的に信用するのもややこしい。
小梅は新しいフローリングを見て漫画みたいに目をキラキラさせる。
小梅が喜んでるからいいのかな。
それにしても、家電の位置とか整理の順番とかの指示が根拠もないのに凄い。
自分の親ながら、よくぞここまで煙たがられずに生きてきたものだと不思議に思う。