いつか自転車小屋を建てようと、角材(廃材)をストックしていたんだけど、素人なので構想がまとまらなくてね。
だけど、小梅の自転車を買ったので建てることにした。
こういう時、アイータはだいたい冷めた感じで見てるよ。
見た目とか強度とかを信用していないし。
会話の端々に誰々さんの家は¥30万かけて建てたとかいう情報を入れてくるけど、ヨソはヨソ。
何度も言うけど、広末のために建ててやりてぇんだ、俺は。
なので、脳内ミュージックは“Orange”がエンドレスよ。
作業をしていると大工って凄ぇなと思うのと同時に、職業としてちょっと憧れる。
身体は疲労感でいっぱいなのに、俺はこれから会社へ行くんだぜ。
会社へ行ったってやることがないから出来ることだ。
なので、大工には憧れるけど、今の待遇を考えて留まる。