“昼顔”の続き。
『誰も死なない』と言われて見てみりゃ、斎藤工が死ぬという。
ここをすっ飛ばす記憶って、有り得ない。
しかし、アレだね。
重要な約束をしていても、次の瞬間には死ぬかもしれない。
だとすれば、永遠に伝えられないことが生まれちゃう。
そう考えると、このモヤっとした感じをどうしてもアイータに伝えなきゃいけないと思ったけど、見終えたのが夜中だったからアイータはもう夢の中。
よっぽど、『主人公が死ぬじゃねぇか!』と書き置きしてから寝ようかと思った。
そしたら、俺がもしも寝ている間に死んでしまったとしても伝わるから。
結局、書き置きはせずに翌日に口頭で伝えたけど、いずれにしても今生の別れになるかもしれないアイータにいちばん伝えたかったのは『斎藤工が死ぬじゃねぇか!』だったってことだよね。