会社の敷地内で鳥が騒いでると思ったら、一羽がヘビに飲み込まれている最中だった。
何年か前に家の庭で同じことが起きていた悪夢が蘇る。
あの時は自分の家の庭だったのでヘビを退治したけど、ここは自然の摂理だろう。
鳥は可哀想だけど、放置。
何より、ヘビ退治なんて気持ち的にはチャック・ウィルソンが熊と闘うくらいのものなので、二度とゴメンだ。
そういえば、あの時の小梅ちゃんはヘビ側に立って、『ヘビを殺すなんて！』と責められたっけ。
思えば、小梅は“三匹の仔豚”も『豚を食べれないなんて！』とオオカミ側に立つ変わった子だった。
まぁ、豚を食べられない絶望は察しますけど。
そんなことはさておき、今回のヘビ。
ちょっと目を離したら、もう全部飲み込んでたし、またちょっと目を離したら、すでに去っていた。
あんなに膨れた状態で動きまわれる運動能力の高さよと感心したけど、あんなのがそこら辺にいるといることですよね？
