家の中を整理していて出てきた小梅が赤ちゃんの頃のベビーカーとか揺り篭とか。
小梅はこんなに小さかったんだなぁ。
そして、確かに俺たちは赤ちゃんと生活していた。
遠い記憶すぎて、折り畳み方とか忘れてるわ。
小さい頃の話とか思い出の品とか、嫌がるのかと思えば、そうでもない小梅ちゃん。
車に乗り込んでいたのに『揺り篭見なくていいの？』と言われると、『見たい！』と言って駆け降りた。
ちょっと寂しい気もするけど、二度と使いませんわね。
かつては二人目が出来た時に…と考えていたけど、小梅タイプが二人になると想像しただけで恐ろしい。
というわけで、市の処理場に持ち込み、処分した。
