だから、スキー合宿中の小梅に何かあったらすぐに駆け付けられるように今日も休んでやったと言ってるじゃん。
学校側から発信される合宿中の様子を見る限り天候が悪いようだけど、楽しめているだろうか?
転んで痛がってはいないだろうか?
そんな心配をしていたけど、今日帰ってきますよ。
到着時間に合わせて迎えに行くが、いざ帰ってくるとなると、脈絡のないワケのわからない会話が浮かんできて『あと何日か行ってればいいのに』という思いも生まれる不思議。
そんなこんなで、バスが到着。
姿を見つけて『おかえり~』と近付くと浮かない顔。
小梅は小さい頃から、どんなに楽しい時間を過ごしても直近のイヤなことがいちばん強く残ってしまう子だったので、今回もそれかと思いきや、吐き気がするという。
バス酔いではなく昨日からだし、先生にも伝えたというが、すれ違った先生からは特に何も報告されず。
家に帰っても食欲がないと言い、吐いた。
サライを歌いながら到着を待とうと思っていたのに、違う展開に戸惑うし、時期が時期だけに体調不良はビビる。