何となく昼メシを食いそびれた俺は昼過ぎに迎えに行くアイータに対して、『おいタケシ、俺の昼メシ買わせてやる』という言葉を用意していた。
もちろん大橋巨泉の真似をしながらだ。
そして現れたアイータは開口一番、『￥16しかない』と。
『「おいタケシ、俺の昼メシを買わせてやる」という言葉を用意していたのに、どういうことだ？』と言うワケのわからない言いがかりをつけてやった。
未だに慣れないけど、世の中には非現金決済があるだろう。
何ならキミも買えばいいじゃない。
そしたら『そんなに肥えさせてどうする気？』と言うから、つい『出荷？』と言ってしまったよね。
