俺らの旅はハイウェイ

高速道路を南へ走る。
行こうぜ、ピリオドの向こうへ。

あのさ、自信はあるんだわ。
想像だか記憶だか知らないけど、そんなの簡単に越えられる。
何なら、“俺以上”を探してみなさい。

ケータイのボイスメモに“宣言”を録音してみた。
これ、死んだあとに繰り返し聞いて涙するね、きっと。

うん、“終わり”は必ず来るんだよなぁ。
そこをまったく考えないというわけにはいかない。
ほら、ソフトクリームだって、まさかこんなに待つこととは思いもせずに溶けてる。

それでも『美味しい』と言って食べる。

それでいいんだろう。