講習其の三

たとえば、カツカレー。

参考書に『ライスの上にカツを乗せ、その上からカレーをかけたものがカツカレーである』と書いてあるとするじゃん。

そしたら、それを読んだあとに『つまり、カツカレーというのは…まぁ、そこにもカレー屋さんがありますし、私もよく食べますが…ライスの上にカツを乗せて、その上からカレーをかけたもののことですね』と言う星3つ講師。

全然、『つまり』じゃない。

あと、みんなは気付いてないと思うんだけど、この講師、“ほとんど"を“ほどんと"って言う。

“あいかわらず"を“あいからわず"って言うのと一緒よ。

そういうのって、気になると伝染しちゃうんだよね。

俺、たまにウォーリーのせいで『正しいのは“あいからわず"だっけ?』って思っちゃう時あるもん。(嘘)

あとさ、『続きまして…』をやたらと使う。

これ、あんまり使うとモノマネの振りだと思われるから要注意な。

ちなみに俺が『続きまして…田中真紀子』って言うと、シルゾーは急な無茶振りでもやるんだけどさ。

(ちょっと似てる)