男達は鎧に身をかためながら次に訪れる平和を待っている

昨夜は野郎が板前をしてる店に呑みに行ってみた。

夜出かけること自体が久しぶり。

自分から誘ったのも“超"がつくほど久しぶり。

いつもツルんでた三人が久しぶりに顔を揃える。

その店のオーナーに、勝手に不健康つながりにされ、成人病の心配もしていただきながら、カロリー摂取。

体もそうだけど、心はどうよ?

どうも、みんな元気には見えねぇんだよな。

俺はおまえらがどんな風にバランスを保ってるのかが知りてぇよ。

『元気にいかねぇとな』と言い合って、店を出る。

みんな、人に言ってるんだか、手前に言ってるんだか。

高校の同級生で、『足踏みしても靴は減る』って名言を残した奴がいた。

足を踏んでるうちに、気が付けば午前4時。

ぼちぼち眠りにつく。